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山歩きについて
最近、登山とか山歩きをしてます。
全然登山をした時無い人や、にわかに経験したことしか無い人にとって「何が楽しいの?」と言われることの多い登山ですが、そもそも何事にも楽しくない要素はありますし、そこだけ言われても「そうだね」ってしか言いようが無いですね。
私は、こんな感じに考えてます。
- 楽しくない要素。
- 登山はキツいです。特に登り坂。
体力が無いのですぐにバテるし、筋力も無いので体も痛くなったりします。これは、登山してる/してないはあまり関係無く楽しくない要素かなと思います。(クライミングとかは別だと思うけど) - 下り坂。
スイスイと進めてテンションが上がることもありますが、体へのダメージは下りの方が貯まります。落下の衝撃と、衝撃を筋力で吸収するので、段差が大きいところは特に関節・筋肉が痛みます。 - 野生生物。
動物嫌いな人は特にだと思いますが、動物好きでも野生の熊とか鹿とかは流石に怖いし、ハブや蜂なども危ないです。さらに虫。夏場は特に歩いてると羽虫が大量に体の周りを飛び回ります。ハッカ油とかで多少は抑えられますが、山の中はそれでも多いです。もちろん蜘蛛の巣とかもありますが、山ヒルにも注意しなければなりません。
- 登山はキツいです。特に登り坂。
- 楽しい要素。全て万人向けじゃないけど、あえて網羅的に挙げるとしたらこんな感じ?
- 登山だけの話じゃないけど、達成感はありますね。
実は後述の通り、目標を設定しやすいネタがとても幅広く存在してるので、それに気がついて楽しめるかが、登山の魅力かもと思います。
頂上だけじゃ無くて、景観や歴史的なポイントもあるから、そういうところを巡ることでも達成感はあります。もちろん、移動距離/標高差を踏破するのもモチベーションアップになったりします。 - 登り方
ただ歩いて山を登るだけが山歩きじゃないです。
ボリダリングなどのクライミング系とか、夏などは沢を渡るシャワークライミングなどもあります。冬はスノートレッキングかんてのも楽しいです。 - ダイエット。
ジムやプールで淡々と運動をこなすより、楽しめる要素が多いので、楽しみながらダイエット出来ます。しかも登った以上は降りなければならないので、中断は出来ません。そういう「縛り」がしっかり出来るのもポイントかなと思います。 - 計画を立てる/記録する。
最近はネットやスマホを利用して計画を立てるツールが充実してます。道の情報や移動時間の情報なども充実してるので、簡単に計画を立てることができます。また、スマホのGPS機能を使って記録を取り、後で見直してみるとかも楽しめます。
スマホは特に便利ですね。電波が届かないのでは?と思いますが、電波が無くても内蔵の地図とGPS(通信が途絶えても使える)で現在地を調べたりも出来ます。方位磁石アプリもありますね。
計画通りに進められるとそれはそれで充実感がありますが、そもそも計画をちゃんと立てないと、危険と背中合わせな登山なので、結構綿密に考える必要があるあたりも楽しい要素かもしれませんね。 - 景色は良いです。眺望の良いところ(高いところに立つと何故か満足感がある)や、滝やダムなどのダイナミックな風景などなど。
- 食べ物。
山の上での食事は美味しいです。単純に感覚的だけじゃ無くて、体から水分・塩分が不足するので、水分/塩分の味が変ります。また、カロリー摂取も重要で沢山食べても問題無いので、節制生活から解放されます。
キャンプも同じことが言えますが、最近は料理グッツも増えてきたので、色々工夫して料理することも出来ます。
料理だけじゃなくて、山荘の食事や、下山後の地の物を調べて食べに行くのもいいですね。 - 登山グッズ集め。
登山グッツは高いですが、非常に機能的です。最近はおしゃれな物も多いですね。特に登山グッツは靴一つとっも0.5インチ違うだけで相当登りやすさが変ります。高いグッズ一つ一つそれなりに値段に応じた価値を感じ安いので、買った後に試して見たい感じやその使用感だけでもモチベーションが上がります。
また、何でもかんでも持って行くと荷物が重くなって負担になります。その辺の効果的なグッズや、必要/不要の見極めなどの攻略も考えるとなかなか面白いです。
- 登山だけの話じゃないけど、達成感はありますね。
こんな感じで、楽しめる要素は多いです。もちろん、万人向けとは思ってませんが、これらで楽しめるなら登山は十分に楽しめると思います。山を登るのはキツいですが、そもそも必ずしも登る必要がある訳じゃ無くて、美ヶ原のように平坦なところもありますので、そんなところでも山歩きは楽しめますね。
実際の山歩き
私は登山経験はそもそもあまりなく、むしろメインは2012年くらいからスノートレッキング(雪歩き)でした。登山は恐らく幼少の頃の遠足や家族旅行の時くらい。
高原歩きくらいは何度かしてたけど、ちゃんとした登山は2016年の栗駒山かなと思います。
それからジワジワと調べつつ、2018年に入ってダイエットを兼ねて少し登山を始めました。基本的には日帰りで行ける近場の山から始めてます。始めた時期が梅雨から夏ともあり、早朝に出て涼しい間に登り、昼には帰宅してます。
自分の体力がどの程度かもわからないので、手始めに2.5km程の登山。大体1時間半で登り切って、1時間で下山しました。ちなみに翌日は膝に力が入らなくて階段すら登れなくなりました。原因は下山時の足のダメージを配慮しないで急いでしまったのが原因ですけどね。
2回目以降は少しずつ距離/時間を延ばしていって、とりあえず今の体力/筋力だと日帰りの場合は標高差1000m、距離14kmで大体8時間の行程が自分の体力のキャパだということがわかりました。
登山の始め方
登山について考えてみる
そもそも目的が無いと続かないです。何を目的にするか?
私の場合は主にダイエット。あと、そもそもスノートレッキングでいくつか登山グッツを持ってたので始めやすかった。あと、自然の風景なども好きだし、地場物を食べたりするのも好きなので、その辺の興味が高じた感じですね。
また、登山を始めるのにもいくつか気にしておくことがあります。そもそも登山口までどうやって行くか?私の場合は車がありますが、車が無いと厳しいです。基本的に多少人の多い山なら電車とバスを乗り継げば登山口まで行けますが、バスは少ないです。登山口へは土日しかバスが運行してないところもありますし、そもそもスタートをその登山口以外に設定しづらいです。さらに、自分の体力に合わせられないという問題もあります。
あと、最低限の登山グッツは必要です。服、ザック、地図(スマホアプリでも可)、汗対策(タオル)などです。特に地図などをスマホに頼る場合はモバイルバッテリも必須です。電池が持つ機種でも、万が一に電池が切れて地図が見れなくなると、かなり危険です。
基本的に専用の登山グッツは(そんなにハードな山じゃ無い限り)必要無いですが、「万が一」への備えは重要です。登山中に何かあった場合は出来ることがかなり限られます。(水ですら入手困難)
もし、準備できるなら足回りはしっかり準備した方がいいです。主に登山靴と登山用靴下ですね。靴はもとより、靴下は選択を誤ると靴擦れして歩けなくなります。
計画を立てる
どこに登るか?ですが、初回は近隣で人が多い山を選ぶべきだし、登山距離も異常なくらい短くした方がいいです。平地とは全く違うので、歩く距離が1km程度でも、初回は結構キツいです。
計画を立てるのは今はネットの力を借りるのがいいですね。
- Googleマップ(https://www.google.co.jp/maps)
普通に使う地図サイトですね。PCでもスマホアプリでも扱い易いですね。主に登山口までの経路を調べるのに便利です。また、ポイントポイント毎の情報(例えば山荘サイトのURLとか)を調べるのも便利ですが、特に便利なのが口コミ。駐車場の混み具合から、登山道の状況まで、結構便利な情報が満載だったりします。口コミの量も他のサイトの比較にならないくらい多いです。また、3D地図などもそれなりに使えます。 - 国土地理院の地図(https://maps.gsi.go.jp/)
登山用の機能は少ないですが、ちょっと山の標高や傾斜を調べるのに便利です。 - 山と高原地図(昭文社)とアプリ
山と高原地図は本屋で売ってますが、アプリでもあります。紙版は\1,000くらい、アプリは1地図\500です。アプリはGPSで現在地も出してくれますが、かなり精度が高いです。単純な地図だけじゃなくて経路や山行時間(当然登りと下りとでちがう)や急坂や、眺望まで細かく情報が載ってるので、非常にわかりやすく、必須と言っても良いかもしれません。 - ヤマレコ(https://www.yamareco.com/)、ヤマケイオンライン(https://www.yamakei-online.com/)
いわゆる登山計画支援系のサイトです。私はヤマレコを好んでます。山行計画を立てる際には、山のポイントや経路を選択するだけで、参考時間や距離・高低差などを表示してくれます。 - 山の天気(https://tenki.jp/mountain/)、登山天気(アプリ)
共にtenki.jpの情報ですが、特に登山天気(アプリ)は山頂、登山口、麓の天気、気温、風速、降水量/率、発雷、推奨する服装、紫外線量、3時間毎の天気などなど非常に細かい情報が得られます。
アプリは有料(月額制)ですが、Webはそこまで細かくは出ないので、あると便利です。
服装や装備品は大体以下の通りです。
- 服装は基本は長袖/長ズボンです。夏でも半袖/短パンだとひっかき傷とかできます。また、汗もかくので速乾性の物がいいです。冬は厚着になりつつ発汗も考えなければならないので難しいですが、レイヤリングと言って、服の層毎に機能を考えるといいです。
・肌着(ベースレイヤー)…吸水/速乾性の高いシャツにする。
・ミドルレイヤー…保温性の高く、通気性の良い物にして、温度を維持し、汗を保持しないものにします。
・アウターレイヤー(上着)…風や雨、雪から体を守るものにします。 - 帽子も必須です。木の枝や太陽光などから頭を保護します。風で飛ばされないようなのでもいいです。バンダナでもいいけど、日差しが強いならツバがあるのがいいです。
- 靴は滑りづらいもの。出来れば登山靴のようにハイカットの物がいいです。ヒール系はもちろんNG。
- 靴下は足と靴下とが擦れないピッチリしたのがいいような気がします。私の場合、カカトがよく靴擦れするので、テーピングをしてます。
- ザック。日帰り用を買うなら20リットルはちょっと小さめ、25リットルは余裕が出来ます。クッカーとか持って行くなら25リットルが良いし、椅子とか色々持ってくならそれでも足りないかも。
もちろん普通のリュックでもいいですが、ストラップに金具があり体に当たるようなカバンはやめましょう。ちなみにザックも汗を吸うのでその辺は気にした方がいいです。 - レインウェア。雨が降った時の念のため。ちなみに登山用のザックにはカバーが標準で付いてる物もありますが、無いなら荷物の雨対策も気にしておいた方が良いです。雨の中ならゲイターがあっても便利。
- 手袋。無くても良いです。寒さ対策じゃなくて、岩場とかも多いのであった方が良いです。とりあえずなら軍手でもいいです。
- 薬類。最低限必要なのは絆創膏(大きめを複数)、下痢止め、痛み止め(ロキソニンとか)。
欲を言えばポイズンリムーバーとか。 - 虫除け。ちなみにハッカ油も良いと言われてますが、ハッカ油
- ゴミ袋。ジップロックなども臭い防止で便利。
- 汗ふき。タオルぐらいだとビショビショになります。マイクロファイバーのタオル(吸水性が高く、搾ると簡単に乾くもの)がお勧め。
- 食事、行動食。
塩分、エネルギー補給が出来る物。ちなみにおにぎりなどはザックに入れると潰れるので、そういう対策もした方がいいです。カップ麺とかもいいですが、意外と荷物としてはかさばります。
行動食は個人的には豆大福や羊羹など、カロリーが高くてすぐに食べられる物にしてます。 - 水分
非常に重要で且つ重いです。水分を取らないと簡単に脱水症状になるので、十分な量が必要になります。
量は「(体重+荷物の重さ)×5×行動時間」だそうですが、気温にもかなり左右されます。ちなみに暑いとこれでも足りません。寒いと多すぎて何度もトイレに行くことになります。(トイレが多くなるのも色々問題)
私の場合はナルゲンの1リットルの水筒に2倍に薄めたアクエリアスを入れて、それ以外に500mlのアクエリアスと1リットルの水を持って行ってます。
つまり、「2リットルの薄めたアクエリアス+500mlの予備の水」って感じです。
これで大体6時間~8時間くらいの水分が賄えます(8時間で暑いと若干足りないかも)。予備の水は不要なら途中で捨てちゃうし、必要なら飲みます。
※ちなみに、ポカリやアクエリアスよりも、イオンウォーターやアサヒのH2Oを薄めないまま飲んだ方が良いってデータもありますね。今度試してみよう。
登山計画の立て方としては、私の考え方は「登りは短距離、下りは長距離」にしてます。やはり登りの体力消費が大きいのと、下りは短距離だと体へのダメージが大きいので緩やかに降りた方が良いかな?という考え方です。また、水分/エネルギーも登りで必要で、下りはほとんど要らない(暑くない限り汗なんてかかない)ので、水や行動食の量を調整する上でもわかりやすいです。
あと、基本的に車で行くのでスタートとゴールは同じ場所ですが、登り/下り経路は別にしてます。やはり違う風景の方が面白いからですね。但し、初回は登り/下りは同じコースにした方がいいと思います。(初体験の道はやはり想定外が潜んでることもあるので)
山を歩く
私はこんなことを気にしながら歩いてます。
- 歩幅は短く。つま先歩きせずに足の裏全体で着地する歩き方。(基本的な山の歩き方)
- ゆっくり歩いて休憩頻度は少なめに(休憩しないんじゃなくて、急いで歩かない方が良いという意味)。休憩時は座らない。休憩時は下り側を向く(登り側を向いたまま休むと足首が疲れます)。
- 水分補給は小まめに。
- 登りは段差の低い道を選ぶ。道を斜めに歩いたりとか。下りは膝のダメージに注意すべきだけど、階段状の場所では足の着地場所をよく見る。特に石の上など狭いところに着地すると、けっこうあっさりと足を挫く。
装備
- 基本装備
ズボン、発汗シャツ、靴下、ザック、タオル、ちり紙。
手袋(保温or岩場用)、薬類(下痢止め、鎮痛剤、絆創膏) - IT装備
スマホ、デジカメ、モバイルバッテリー、ドローン。 - 食事用ギア
クッカー、ガス、ライター、箸/サジ、ジップロック(ゴミ入れ)。 - 食料
水(ボトル1L、追加ソフトボトル1L)。
行動食。
食事。 - 非常用ギア
ウインドウブレーカー系上着。ゲイター。膝サポータ。 - 夏山系
帽子、ハッカ油スプレー、熊鈴。 - 冬山系
上着(アウターレイヤー)、フリースなどのミドルレイヤー、ネックウォーマー、帽子、ゴーグル/サングラス。
スノーシュー、スノースパイク。 - 夜行系
ヘッドライト。 - 登山後
温泉セット(フェイスタオル、バスタオル、シャツ、パンツ、靴下)
制汗スプレー/スプレー式鎮痛消炎剤
山グッズ
私が持っているグッズを紹介してみます。
クロージング
トレッキング用の衣服のこと。レイヤリング・生地・機能性をよく考えることが重要。あと、よっぽどじゃない限り、半袖、半ズボンなど肌を露出するものは着ないです。
上着
前にも書いたとおり、冬はレイヤリングが重要です。寒いのに汗もガンガンかくので、発汗・通気しつつ保温するという反していることができる装備が必要だったりします。
一方で、夏はとにかく発汗シャツでいいですが、基本的に長袖にしてます。
- モンベル ウイックロン Zeo ロングスリーブ ジップシャツ。ベースレイヤー用だけど、夏はこれ一枚で十分。
- コロンビア EVERGREEN SHELL JACKET 1519281/FALL2016。冬のアウターレイヤー用。災害用のサバイバルシート(銀色のやつ)みたいな素材なので、薄い割に保温性が高いです。-20℃とかでも大丈夫でした。
ズボン
結構適当に買った夏トレッキング用のズボン。製品としてはあっちこっちの糸が解れてて微妙だけど、使い勝手は非常に良い感じです。
- 短パンになる…膝サポータを付ける時に楽です。
- ポケットが多くて、チャックに紐が付いてて開閉しやすい。
- ランバオシー アウトドアウェア トレッキング 登山パンツ
靴下
選択に気をつけないと靴擦れするので非常に重要です。薄手のメッシュの靴下で靴擦れ防止と発汗、厚手の靴下でクッション性と保温と外圧から保護する感じです。ちゃんと登山用の物なので、強度もあります。
- ファイントラック スキンメッシュソックス クルー FSU0212
- SmartWool PhDアウトドアミディアムパターンクルー SW71056
ギア
各種道具です。大部分は一般的な生活用品で代用がききますが、特に登山用品は「機能的」で「軽くて」「丈夫」であることが非常に重要です。
ザック
リュックサックです。機能に応じてすごく種類が多いです。私は今のところ日帰り登山が主なのですが、日帰りの場合は大体20Lくらい。クッカーを持って行くなら25Lくらいのデイパックで十分です。
- 勿論背負いやすいこと。登山用ザックはしっかり体に固定できるよう様々なベルトがあるのがポイントです。しかも、体に当たらないので、振動があっても痛くありません。
- 背中に密着して熱がこもるので、背中やショルダーベルトに発汗機能があると良い。
- 基本的によっぽどのことが無い限り背負いっぱなしです。なので、水筒やデジカメのような小物は取り出しやすい場所に格納できるポケットがあると便利です。
- 雨が降った時用にザックカバーが内蔵されてるのがあります。
- モンベル フラットアイアンパック
タオル
山歩きはとにかく汗をかきます。ちょっと暑いとほとんどトイレに行かずに汗で体内の水が失われます。日帰りで2Lくらいの水を持って行きますが、飲みきる上に1kgくらい体重が減りますから、3Lくらい汗をかくってことになりますね。
ですから、基本的にタオルでちょっと汗を拭くレベルじゃなくて、汗を吸収したら何度も搾る感じになります。
まぁ、要するにマイクロファイバー系タオルがいいよって感じですね。
- モンベル マイクロタオル フェイス
クッカー/バーナー
山食はべつにコンビニのオニギリでもいいのですが、暖かい物で体温を保つのも大切だし、雰囲気的にコーヒーとか飲めたりするのもいいので、クッカーはあるといいです。得に山での塩分補給は以外と手段が限られているので、インスタント麺などの塩分が高い物が以外と良かったりします。まぁ、細かいことはさておき、塩分を消耗しきった時に食べるインスタント麺は最高に体に染みますね。
特に、「インスタント麺→残った汁にコンビニおにぎり投入」が非常に良いです。山ではラーメン汁をその辺に捨てるのもマナー違反ですから効率的でもありますね。なお、インスタント麺は、いわゆる袋ラーメンかカップ麺のリフィル版がいいです。(カップ麺は嵩張るしゴミとしても邪魔)
なお、キャンプ用のクッカーは火力が弱いのが通例でしたが、ジェットボイルが登場してからは一変しましたね。ヒートシンクが付いてるので、火力がものすごい強いです。(強すぎて底に料理が貼り付くので調理は難しいですけどね)。最近では火力調整も大分容易になりましたが。
あと、冬山では注意が必要で、寒いとガスが出なくなります。なので、冬山用のガスが必要になります。
なお、普通クッカーには点火装置が付いてますが、それとは別にライターも持って行った方がいいです。火がつかないこともあるので。
- ジェットボイル MiniMo
- ジェットボイル ジェットパワー100(ガスカートリッジ)
- 日清 カップヌードル シーフードリフィル
ボトル
ただの水筒です。わざわざ登山用の水筒があるのには理由があります。
- 量が必要。軽い登山でも2Lくらい持って行きます。なので、小さい水筒ではダメです。
- 以外とよく落とします。なので、多少落としても大丈夫なものが必要です。
- 通常はザックに水筒を入れるところがあります。なので、ショルダーベルトは不要。但し、頻繁に飲まないと脱水症状などで危険なので、都度都度カバンから出すのはダメ。サッと取り出してすぐ飲めるのがいいです。
- キャップなど落としてどこかに行ってしまうような構造もダメ。登山中に落とすと高確率で拾いに行けない斜面に落ちます。
- 流石に2L以上入る水筒は滅多に無いので、道中で詰め替えをします。なので、詰め替えしやすいように幅広口のがいいです。
- どうせ温くなるから、保温性よりも軽量であること。(あるいはサーモカバーを使う)
- 勿論、洗いやすいこと!
シンプルそうですが、非常に機能的ですね。また、ハイドレーションのように歩きながらチューブで水分補給が出来る物もあります。
あと、私は補充用にウォーターパックを持ってます。使い終わったらコンパクトになるのが○なのです。
- ナルゲン カラーボトル 1.0L
- ヒューマンギア capCAP
- モンベル フレックスウォーターパック 1.0L(私は1.5Lのを使ってます)
- モンベル フレックスウォーターパック サーモカバー1.5L用
膝サポータ
登山は登りは体力勝負ですが、下りは衝撃から体をどう守るかが課題になります。特に膝と腰ですね。
膝サポータは膝が曲がりづらくなりますが、膝への衝撃を和らげてくれるので、非常に重宝しますね。
- FREETOO 膝サポーター。肌に触れる部分(特にマジックテープ)をちゃんと保護すれば問題なし。
ハッカ油スプレー
色々使えます。
- 虫除け。梅雨明け以降の夏山は特に虫がものすごい多いので必須です。
- 制汗。肌に触れると気化熱?かわからないけど、非常に冷たく感じるので暑い時にいいです。
- 香りが良い。体に良い。虫除けなどの殺虫剤よりいいかな?
ただ、刺激があるので肌の弱い人は使えません。目などもだめです。
- 北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 10ml スプレー
登山靴
普通の靴に比べると高額な登山靴ですが、やはり値段相応の機能があります。滑りづらさとかが注目されがちですが、個人的には足(特に足首)の保護の為の機能が優れてると感じます。登山は特に石がゴロゴロしてるところを歩きますので、足首への負担があります。勿論、衝撃吸収としての機能もあるので、長時間山道を歩くのに最適な機能と言えるでしょうね。
靴の種類にもハイカット(足首まである岩場ブーツ)、ミドルカット、ローカットとあるように、どの程度足首の保護するかで形状が決まります。
ちなみに、ハードな登山ほどハイカットで重い靴。トレイルランのようなのほどローカットで軽い靴みたいな感じらしいですね。
そのほかにもモンベルのリールアジャストシステムは面白いですね。靴紐の変わりにダイヤルを回すことで紐が締められる仕組みになってます。引っ張ると緩みます。ちょっと休憩の時にワンタッチで緩められるし、歩き始める時にすぐに締められます。歩いてる途中も締め具合が今ひとつの時にすぐに調整ができますね。
ただ、紐より緩み易いのが弱点かもしれません。(簡単に締められるから困らないけど。)
- モンベル GTXマリポサトレール
ゲイター/スパッツ
高額ですが、非常に便利なゲイターです。これの目的は2つあります。
- 雪山でズボンや靴への浸水・雪が入り込むのを防ぐ。
- 登山で靴に小石が入ったり、水たまりでの浸水を防ぐ。
特にスノートレッキングなど、深い雪道では必須です。
ちなみにこれと防水の靴を組み合わせた時の防水性能は素晴らしいです。長靴の場合はある程度より深いと浸水しますが、ゲイターは上から浸水することがありません。なので、土砂降りの雨や突発的な大雪の場合にこれを付けると長靴とは比べものにならないくらい重宝しますね。
ちなみに登山ではよっぽどの雨上がりの悪路か沢歩きじゃない限り使いません。(登山靴の性能が良ければ)
- イスカ ゴアテックスライトスパッツフロントジッパー
スノーシュー/スノースパイク
スノーシューは雪山歩き用のギアですね。要するにかんじきなんですけどね。スノーシューはいくつか種類あるのですが、主に平地(やや傾斜)向けと斜面向けですね。ちなみに斜面のスノートレッキングはかなり上級者向けですね。
スノーシューは積雪が深いところで力を発揮しますが、凍ったところなどスリップ防止にはスノースパイクとかアイゼンを使います。個人的にはモンベルのリバーシブルグリッパーが非常に好みですね。私生活でも普通に使えますので。
- DOD スノーシュー SW-10B
- モンベル リバーシブル グリッパー
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