久しぶりにパソコンオタク全開なネタで行きます。
っていうのも、昔は進化速度が速くて半年から1年周期に部品を買い換えていましたが、もはや性能は上がっててもが体感でわかるレベルではない、、、っていうかそう言う性能に物言うゲームとかしないしって感じですね。
そんなわけで、HDDなどの消耗パーツは2年ぶり、CPUなどの壊れないパーツは4年ぶりとか?ぶりに一新しました。
でもって、一新後のスペックはマイpcの記録にも書きましたが以下のような感じ。
種別 | メーカ | 名称・スペック | 数 | 購入日 | 備考 |
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CPU | Intel | i7-7700 3.6Ghz | 1 | 2017/12/17 | Kaby Lake TDP 65W Socket 1151 |
MEM | Crucial | CT2K8G4DFS824A | 1 | 2017/12/17 | DDR4-2400(PC4-19200) 8GBx2 |
FAN | サイズ | APSALUS3-120 | 1 | 2015/05/09 | 水冷CPUクーラ |
M/B | Asus | ROG STRIX Z270G GAMING | 1 | 2017/12/17 | Socket 1151、microATX |
G/B | 玄人志向 | GF-GTX760-E2GHD/OC/SHORT | 1 | 2015/1/27 | nVidia GeForce GTX 760 |
SSD | Samsung | 960 EVO M.2 MZ-V6E250B/IT | 2 | 2017/12/17 | 256GBx2=500GB RAID0、M.2 Type2280 PCIe3.0×4 NVMe |
Crucial | CT500MX200SSD1 | 2 | 2016/05/01 | 500GBx2=1000GB SSD RAID0 データ用。 | |
Crucial | CT1050MX300SSD1/JP | 1 | 2017/12/17 | 1TB SSD、SATA 6Gbps、3D TLC NAND、バックアップ用 | |
BD | Pioneer | BDR-209XJBK/WS2 | 1 | 2015/09/23 | SATA、CD-Rx40、CD-RWx24、DVD-Rx16、BD-R1層x16、BD-REx2 |
POW | サイズ | 剛力ネイキッド SPGRN-500 | 1 | 2012/05/05 | 500W |
CASE | Silver Stone | Kublai Mico-ATX 黒 SST-KL06B | 1 | 2017/12/17 | 3.5″ベイx1、2.5″ベイx8、WxHxD=211x375x405mm |
パーツごとに語ってみる
CPU
Central Processing Unit(中央処理装置)。人間の頭脳にあたるパーツで、パソコン全体の制御と演算を担ってます。
今回はIntel i7-7700を選択。
Intel信者なのでAMDは選んだことがありません(ってか、AMDは冒険的なところがあり、不安定さは避けたいのでIntelを選んでる)。すでに新しいシリーズ(i7-8700/Cofee Lake)が出てましたが、7700を選択。8700は高いってのもあるけど、基本的にスペックが変わらずCore数が上がってるだけ感も強いから、選ぶ理由がないなぁって感じです。
7700Kは選びません。そこまでスペックはいらないっていうか、省電力の方がいい。オーバークロックするつもりもないし。
メモリー
主記憶装置ですね。人間の記憶力にあたるパーツ。
最近幅をきかせているCrucial(クルーシャル)のパーツを選択。長いこと使ってるメーカだから信頼してます。円安の影響もありちょっと高いのが難点。なので、欲を言わず容量はあまり余裕を持たず控えめにしておきました。
これまでPCの一新を避けていたのはメモリが主だった理由で、これまでウチのパソコンのメモリ規格はすべてDDR3だったので、流用できなかったからですね。
CPUクーラ(FAN)
CPUを冷やすパーツ。CPUは性能を出せば出すほど発熱するので、冷やす能力が高いほどCPUは本領を発揮できるので、これも大切なパーツですね。
※リンク先はAPSALUS4ですが、私が使ってるのはAPSALUS3です。販売終息してるのでリンクが貼れなかっただけ。
これはサーバ用に買ったのですが、サーバに物理的に付けられなくて余らしてたパーツの流用です。だから、購入は大分前ですが新品同様ですね。水冷なんですが、水を注入したりそれが漏れたりなど面倒なメンテの必要が無いところがいいですね。しっかり冷えますし。
M/B
マザーボード。各パーツを乗せる基盤ですね。各種パーツ用コネクタの他、音源やLANなどの最低限必要な機能も備わってます。
今回のPCのテーマは「小型」で且つ「M.2規格のストレージを使う」という点があったのでこれを選択。小型と言っても本来の機能を損なう程小さくはしたく無かったので、microATXというすこし小さめの規格のM/Bを使用しました。
名前の通りゲーミングPC用みたいですが、メモリスロットが4つあるとか、RAID機能付きとか条件を絞ったらこれしか無かったので、ゲーミングになってしまったのは偶然です。
M.2 SSD
Solid State Drive。メモリは高速だけど揮発性(電源を切ると消える)なので、消えない記憶装置が必要なのでこれ。
この分野は20年以上HDD(ハードディスクドライブ)が一世を風靡していた訳ですが、とうとうウチのパソコンからもHDDは無くなりました。HDDはレコードと同様に円盤に記憶する仕組みから、パソコンパーツの中でも高い故障率(経験上3年くらい使うと不安定になってくる)で、特にデータが消えるリスクを考えると、怖いものですね。
SSDはSDカードと同様に可動部が無いので非常に低い故障率がポイントです。
スピードもHDDに比べるとSSDは圧倒的に早いですが、それでも昨今のパソコンの速度から見ればボトルネックでした。しかし、HDDの低速データ転送の仕様のしがらみは残っていた訳ですが、それが、M.2という規格からPCI Express接続という方式を用いることで、そのしがらみから解放された感じですね。
今回はサムスンのSSDを選択。これまで使ってた(M.2じゃない)SSDは500MB/sという読み込み性能でしたが、こいつは3200MB/sと圧倒的な速さを誇ります。これを2個使いRAID0(ストライピング/2個同時読み書きで高速化する技術)で構築。
ベンチマーク結果はこんな感じです。
[参考]SSD RAID0 Crucial CT500MX200SSD1 x2 |
[今回]M.2 SSD Samsung 960 EVO MZ-V6E250B/IT |
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実は、Seq ReadはRAID0を組まないでも3200MB/s出るそうですが、RAID0の割に出てません。これは今回の接続方法の場合、M.2コネクタとCPUの間のバス(通信経路)の限界らしく、頭打ちになってるそうです。PCI接続してRAID0を組めばめでたく6000MB/sをたたき出せるそうですが、その場合はOS起動ドライブに指定できない問題が出ます。
まぁ、今回はその点理解の上で、どちらかというとシーケンシャルは頭打ちでも、ランダムはしっかり倍化しててその点がポイントだと思ってるので、特に気にしてません。
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